ご注文~お引渡しについて
*26,5cm以上の方は表示価格にプラス2万円が必要です。
*ご注文時には、1万円以上の内金をお願いします。
*修理は前金でお願いします。
ご来店・ご注文 | |
お客様の好みや生活環境など、どのような靴をご希望されるかをじっくりと店主にお話しください。 |
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仮縫い | |
甲革に中底をつけた状態でサイズを確認していただきます。場合によってはこの仮ぬいを2回、3回と行っていただく場合がございます。 |
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完成・お引渡し | |
お客様とコバヤシ靴店の共同作品の完成です。 |
製作工程
1.採寸―お客様の足の丈、横幅、周り細かく測り、左右の肉付きの違いや、骨の位置を確認し、足の癖を読み取ります。 |
2.木型調整―左右の微妙なサイズの違いに合わせ革を貼っていく。 |
3.型紙―使用する革の伸びを計算にいれ、立体的な木型から部位ごとに平面図に直していく作業です。 |
4.裁断―デザインに適した革の部位や向きを計算しながら革包丁で裁断していく。 |
5.革漉き(かわすき)―革の重なる部分が足に当たらないようにするためと耳寄りをする為に周りを薄くすきます。 |
6.耳寄り(みみより)―革の周りを目打ちと金槌を使って型紙に合わせておりこみます。 |
7.縫製―ゴムのりで仮止めした甲革をミシンで縫いあわせる。 |
8.甲革完成 |
9.玉漉き―腰玉、先玉を薄く漉く。この時にかかと周りにピッタリ居付くように厚いところは厚く、親指の付け根やくるぶしのところは薄く漉く。 |
10.中底きめ―ヌメ革のふちを面取りし、掬い縫いのための溝をほります。 |
11.仮縫い―腰玉、先玉に硬化剤はつけづ空釣り、仮縫いを行いなす。この段階でお客様に一度履いていただき微調整を行います。 |
12.本釣り―腰玉、先玉に硬化剤をつけ、ワニという道具で引っ張りながら木型にキッチリそわせていく作業です。この本釣りは靴の出来を左右する最も重要な作業です。 |
13.掬い縫い(すくいぬい)―細革、甲革、中底をナイロンの糸4本と麻糸にマツヤニを塗った糸1本の計5本を使い掬い針で穴おあけぬいあげていきます。 |
14.本底くせつけ―本底を付ける前日に水でぬらし柔らかくしポン台でくせをつける。 |
15.底付け―水が入りにくくするための間底をつけ、くせのついた本底をつけ金槌でしっかりたたく。 |
16.カキ開け―ダシ縫いの縫いしろを作るため本底の周りに薄い切り目を入れ、溝を掘る。 |
17.ダシ縫い―細革、間底、本底をダシ縫いの機械で縫う。 |
18.カキ閉じ―ダシ縫いの縫い目を金槌でなじませてカキを閉じる。 |
19.カカト付け―革のつみあげとゴムのカカトをつける。 |
20.コバキメ―包丁でコバ部分を整えグラインダーで削り、ガラス片で仕上げる。 |